11月に入りました。中3の皆さんは志望校先を決めて、あとは高校の合格を得るのみに集中して頑張って欲しいものです。
こうなってくると、塾もそうですが、受験合格が目標になってしまいます。塾も小学生、中学生対象ですから、ついついどこの高校に入れたなどと思って授業してしまいますが、実は違います。高校の先があります。高校では、やはりカリキュラムにのっとって高校の授業が開始されます。そのカリキュラムをこなすのは、やはり自分自身です。先生たちは、もうその時代を抜けた世代ですから。

なので、学力Cもあるわけですから、中学で習った事は完璧にしたいものですが、残念ながらその考えは毎年通じずに送り出してしまうものです。

さて、中1.2年生はテストですね。
これもいつも思う事ですが、テスト週間に入ってから一生懸命になっても効果は所詮付け焼刃。塾もその付け焼刃でいいから点数を取った方が勝ち、という信念でもって対策をするし、生徒さんも気運が盛り上げってくるのではないでしょうか。
本当はそうではなくて、普段からちょっとずつ分からない所を克服しておく、そうする事で勉強の楽しさも分かるのかも知れません。

高校に行ったからゴール。テストでいい点を取ったから勝ち。という浅い短期的な学習に終始したくないなあと思うのが本音であります。