学習塾Grande Roueはまもなく丸3年を迎えます。教室ではこの3周年のお祭りに何をするかリクエストがちらほら聞こえてくるようになりました。できれば、それを叶えたいと思っています。可能な限り。主役は生徒さんという、当たり前で意外と忘れがちな理念を、意識して授業しています。
さて、今日は家庭教師部からです。教室の授業とは違って家庭教師は、外が暑くても寒くても雨が降っても、雪が吹雪いてもお宅にお伺いし、生徒さんだけの先生をします。その中でよく聞く悩みはやはり「先生がいる間は勉強するのだが、先生が帰ると遊んでいる」家庭教師は成績に直結しやすい指導法だなあと、教室が出来る前からやっているので、何年経ってもそれを痛感します。
原因は1)授業で教わった内容を分かったつもりでいる 2)そもそも家庭教師という指導形態があっていない 3)指示された事ができない この3つに集約されているような気がします。この3つをクリアした時、成績は目覚しく伸び、自信がつき、やがて志望校にも合格するというとてもhappyな関係をご家庭とも築く事ができるのですが、誰でもがいつもそうではありませんし、時間がかかる場合もあります。
もともと個別指導や家庭教師は「本人のペースで勉強させたい」と「学校の成績を上げたい」という相反する動機から選択をされる方が多いのが特徴です。
全件で保護者の方と本人はとても良好な関係です。その良好な関係を勉強にも応用できないだろうか。これは私がよく考える事です。厳しいのは大切ですが、もし自信を喪失しているなら褒めてあげて、これからも本人、保護者、私という三角形がうまく相互に連携しながら成績を上げていけるような、私が来るのが楽しみになるような時間を共有したいと思っています。